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子供が動画見ることをやめない。見る時のルール決めのポイントは?

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  • 「春休みに入ってから子供が家ではずっとyoutubeを見ている」
  • 「宿題をして欲しいのに後回しにしている。」
  • 「視力の低下が心配」

こういった悩みを抱えていませんか?今回はそういった方々に向けて「子供と動画・ゲームに対するルール決め」についてご紹介させて頂きます。

目次

子供が動画を見続けるという悩みを持つ人は多い

私は現在単身赴任中なのですが、妻から「娘が宿題もせずにyoutubeをダラダラ見続けているから何とかしたい」という話が出ました。これまで何度も同じ話は出てましたがあまり真剣に向き合ってこず、本人の自己責任だから見せたらいいんじゃない?というスタンスでしたが、娘も小学校3年生に上がり「果たしてこのままでいいのか?」と考えるようになりました。

色々調べていると同じような悩みを抱えている親御さんは多いようです。

チェックポイント
  • 「やめなさい」と言ってもいうことを聞かない。
  • 宿題を後回しにしてyoutubeを見続けてしまう。
  • 見ているyoutubeの内容に過激なものが含まれている。

ベネッセコーポレーションが2021年10月にゲーム・動画についてのアンケートを取っておりますがその回答で

ゲームは「平日1時間」「休日2時間」、動画は「平日1時間」「休日3時間」が最も多い回答でした。

ベネッセ 教育情報サイト
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動画を完全に見せないことは難しい

動画を見ることを全くやめないため私達もイライラしてきて強制的に取り上げたり電源を切ったりしてしまいます。

youtubeなどはクリエイター達が1分1秒をさまざまな人に楽しんで貰うために工夫して動画を出しています。そんな動画に対して見たいという欲求を抑えるのは簡単ではありません。そのためにもルールを決めるのは必須です。

「ユーチューブやAmazon prime断ち」にはデメリットがあります。子供にはyoutubeを見るなというのに「お父さん・お母さんはスマホをいじってる!」と言ってきたりスマホを使うたびに「じゃあ私もyoutubeを見る!」と生活がしにくくなってしまいます。

妻も日々の家事をこなして大変な時間帯に駄々をこねられて「youtube見る!」と娘が言ってくると我慢できずに説教をして娘が泣いて更にストレスが溜まる。。そして結局、自己責任で勝手にすればいい!と堂々巡りになります

IT企業のトップは我が子にスマホやタブレットを与えていない

IT企業トップの考え
  • YouTubeスーザン・ウォシッキー:自分の子供にはYouTubeを見せていない
  • Apple スティーブ・ジョブズ:我が子にはiPadだけでなくデジタル機器全てに厳しく時間制限をかけている。
  • Microsoftビルゲイツ:子供が14歳になるまでスマホを与えない。
  • meta(旧Facebook)ジャスティン・ローゼンスタイン:我が子の使用制限をかけるアプリをインストール
有名人の対応
  • ジャスティンビーバー:スマホを持っていない。
  • オードリー・タン(台湾のデジタル大臣):スマホを使わない。
  • 中田 敦彦:スマートフォンの中にほとんどのアプリを入れていない。(LINEやメールアプリも入れていない)
  • ローランド:アプリごとに利用時間を設定している。

中田敦彦さんやローランドさんはyoutubeで公開してます。

Appleの幹部トニー・ファデルはこのように語っております。

冷や汗をびっしょりかいて目を覚ますんだ。僕たちはいったい何を創ってしまったんだろうって。うちの子供たちは、僕がスクリーンを取り上げようとすると、まるで自分の一部を奪われるような顔をする。そして感情的になる。それも、激しく。そのあと数日間、放心したような状態なんだ

ルールを決める時のポイントは?

子供を持つIT業界のトップやインフルエンサーのような大人でも、デジタルデバイスを使っていい時間を制限しています。

10歳以下の子どもは、もっとも中毒になりやすいので週末の30分から2時間まで。
10歳から14歳の子どもには、宿題のためなら学校のある日の夜にもコンピューターを使って良い。
一番のルールは、例外なく「寝室に持ち込まないこと」のようです。

我々も何もルールも決めずに動画を見せたりゲームをさせるのはリスクがでかいことがわかります。大人でも自制しないとうまく付き合えないので子供は当然のように依存しやすいのがわかりますね。

時間を決めるより細かく区切る

例えば「1日1時間まで」とルールを決めたとします。1時間経ったからもう終わりだよ!と言っても

  • 「あとちょっと」
  • 「この動画が終わったら」

と子供が決めた時間を守れません。そうなると約束と違うことでイライラしてデジタル機器の没収などにつながってしまいます。そのため動画であれば「何本見る」、ゲームであれば「このステージを超えるまで」などで区切りがつくタイミングで終わらせることでシンプルで分かりやすくなります。

動画を活用し教育につなげる

youtube全てが悪いコンテンツではありません。下記のような年代別の教育系youtubeを見せることは問題ないと思います。

動画を使った学習も増えてきているので動画を一切使わずに過ごすことは不可能です。それであれば子どものうちから動画で学習する癖をつけておくとスムーズに馴染むことができます。

嫌な顔をしない(隠れてやるのを避ける)

ルールに則ってゲームやYouTubeをしているのに、「またやっているの」「何がそんなに面白いの」と嫌な顔をしてしまうのは避けてください。もしもご自身が友達と遊びに行く日や飲み会の日に家族に嫌な顔をされたら、嫌な気分になりますよね?「楽しんできてね」と気持ちよく送り出されるのと、明らかに満足感が違います。

もし嫌な顔をされてしまうと隠れて動画を見たりこっそりゲームをする癖がついてしまいます。嫌な顔をされずに気持ちよく見れる環境を作ってあげるように意識しましょう。

まとめ

これまで書いてきたことを踏まえて私は娘と動画との付き合い方について今度話し合う予定をしております。その話し合い次第ではございますが、我が家は新しくルールを2つ決めようと思います。

  • 1日見れる動画は3つまで(ただし1つにつき20分以内)
  • 動画を見るタイミングは昼食後かお風呂の前
  • 家事のお手伝いをしたら見る動画を1つ追加

守れなかった時は

・お勉強をいつもより1ページ多くやる
・お手伝いを1個追加してがんばる
・一緒にお買い物に行ってもお菓子はガマン

子ども向けの動画は1本15分程度なので1日の視聴時間を減らすこともできます。スマホや動画は依存度が非常に高いジャンクなものになります。子供に任せっきりにせず親がしっかりと管理しておくことで依存症を防ぐことができます。

家庭によって考え方は様々あると思いますのでこのやり方が最も優れているとは思いません。都度やり方は見直しながらスマホ・動画と付き合っていければいいツールだと思います。

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