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(アイデア出し会議)ブレストを効率よく行う5つのコツ

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こんにちわ、hiroです。IT企業で営業を13年しております。

今回は会議の中でもとても重要な

  • ブレインストーミングについて
  • それを効率よく活用する方法

についてご紹介させて頂きます。

ブレストってよく聞くけど今の会社でやることって少ない気がするな

ブレストについて分かりやすく説明していきますね。
結論からお伝えします。

効率の高いブレスト方法
  • 進行役を立てる
  • 参加人数は10名以下
  • 5分くらいで時間制限をかける
  • 多様な人材を入れる
  • 完璧でなくても良いから早くする

それでは早速それぞれについてご紹介させて頂きます。

目次

ブレストって何?

「ブレインストーミング(Brain Storming)」の略で、複数人で行うアイデア出しの会議手法のことです。たくさんの脳みそが集合して(Brain)、嵐のように(Storming)大量のアイデアを出そう!という意味です。

ブレストの基本

完璧なアイデアは求めていません、柔らかい段階で「早く」「多く」アイデアを出していくことです。

例えば何組かのチームに分けて、ある課題(例えば来季の方針など)について話し合い、全チームがそれぞれの発表をして質疑応答をするのが典型的なやり方です。

時間を区切ってその後の進め方はチームに任せます。

各チームに進行役を立てて進めるとアイデアが出やすいです。

アイデア出しの時間は短めに設定して下さい。なぜなら熟考する時間を与えすぎるとまとまったきれいな回答しか出てこなくなります。

自由に考える」よりも「この時間内に考えて」と伝えた方が考えやすくなります。仮に1時間の枠を取って30分をアイデア出し、残りの30分でまとめにしようとします。

その場合も「アイデアだしで30分時間を取ります」よりも「5分間で書けるだけ書き出して下さい」と言った方がアイデアの数は出てきます。

それで時間が足りない場合は延長したら良いですし全員の手が止まった段階で区切れば良いです。

ブレストの基本は「完璧でなくて良いから早く多く」の気持ちでとにかく量を多く出した方が良いアイデアが生まれてくる可能性が高くなります。

どんな場面で使うのか?

ブレストは効果の高い手法ですが、なんでもかんでも「ブレストしよう!」というのは危険です。時と場合によって使い分けをすることが大切です。

やることが明確になっている場合はブレストは必要なく、普通に意見を出して議論した方が効率的です。新しいクリエイティブなアイデアよりも現実的に具体策を詰めていく方が重要になるからです。

ブレストが効果的な場面はゴールを達成するための方法が思いつかないときです。こうした場合はブレストをすることで斬新的なアイデアが出てくる可能性が高くなります。

ブレストは議論じゃなくて全員のアイデアをたくさん出すのはわかったけどどうやったらいいの?

具体的なやり方についてご紹介させて頂きます!

具体的なブレストのやり方

まずホワイトボードとポストイットを用意します。

そしてブレストは1人ではできません。5-6人が最も良いと言われております。多くても10人以内でメンバーを選出しましょう。

なぜなら大人数で参加してしまうとアイデアを出さない人がでてきてしまうからです。

この時同じチームメンバーだけを集めるのではなく、なるべく異なる考え・立場の人を集めることが重要です。

同じ環境のメンバーだけだとでてくる意見が偏ってしまいます。多様な人材を集めることで全く考えつかないアイデアを出してくれることが増えます。

そして何より「他人の意見を否定しない」ことが大事です。意見を出しやすくするために異論を挟まない。さらにテーマをホワイトボードに大きく全員が見れるようにしておくことで方向性がブレることを防ぎます。

でてきたアイデアを「ポストイット」に書き出していきます。他の人には意味不明だったり言いたいことと言葉がイメージとずれていることもあります。進行役はこの時に質問をして意味を確認することが大切です。

その後ホワイトボードに似ているものをグループ分けして貼っていきます。カテゴリーがそこから見えてきます。

まとめ
  • ホワイトボード、ポストイットを用意する。
  • 10人以内(5-6人がベスト)で人を選出する。
  • 異なる考え・立場の人を集める。
  • 他人の意見を否定しない。
  • テーマを大きくホワイトボードに書いておく。
  • アイデアをポストイットに書き出す。
  • 似たアイデアをホワイトボードにグループ分けして貼っていく。

日本企業はブレストが少ない

日本では「情報伝達会議」が多い一方で、アイデア出し会議が圧倒的に少ないです。

日本の主要ビジネスである製造業では現場からアイデアが出てきてその場で改善活動を行ってきました。しかし会議のようなかしこまった場では急に色々なアイデアが出てこなくなる。

アイデアは現場にあります。現場のメンバーとマーケティングやインサイドセールスなども交えてブレストを行なってアイデアを出して実行に移す。

当たり前のことですが、ブレストを行うことで事務作業や営業活動などなんでも効率が爆発的に上がります。

他の会議については下記の記事で書いておりますので参考にして下さい。

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ブレストを身近なものにする

社内の研修などで一度習ったことがある人はいるかもしれませんが実際の現場で使われているシーンは少ないです。

私自身、所属している会社ではブレストをしたことがありませんでした。何もないところから新しいことを生み出す作業は営業現場には不要と考えられているからかもしれません。

コロナ禍でチームのあり方やコミュニケーション不足が原因でたくさんの若い人材が退職していってしまったため、一度ブレストを行なって根本的なチームの見直しを行いました。

その結果さまざまな意見が出てきて現在は非常に良好なチームになっております。

米国人は学校の授業でよくディスカッションし、アイデアを出しまとめるという一連の作業を経験しているため会社でもよくブレストを行なっているようです。

慣れてしまえばブレストは難しくありません。「各自で企画を考えて下さい。」と課題を出しても良いアイデアが出てこない場合はブレストを取り入れてみると変化が見られる可能性が高いです。

一人では思いつかなくてもある人のアイデアに触発されて新たなアイデアが出てくることがあります。

奇抜すぎるアイデアや非現実的だったり、工数がかかるようなアイデアだとしてもそのやり方を認識することでより効率よくできないかを考えるきっかけになります。

一人では絶対に出てこないアイデアに辿り着くのがブレストのいいところです。

まとめ

ブレストの効率的な進め方についてお伝えさせて頂きました。ブレストのやり方を覚えて自分の組織ですぐに実践してみて下さい。普段思いつかないアイデアが出てきて感動を覚えることだと思います。

下記の本を参考にさせていただきました。

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